私たち人間は新陳代謝によって生命活動をつづけていますが、若者ほど新陳代謝が活発で、年齢とともに穏やかになってきます。森林は人間とよく似ていて、材齢や樹種によって二酸化炭素の吸収量が違ってきます。
戦後、私たちの先人は現代の我々に木材資源を残す為に杉や桧などの苗木を植林してくれました。それが50年生、60年生の収穫期を迎えています。森林は植林してから15年位までは二酸化炭素をよく吸収してくれますが、その後はその吸収量が少なくなっていきます。収穫期の森林木材は材木としては成熟しているのですが、人間でいう新陳代謝はあまり期待ができないのです。
今の日本の地域材、愛媛県産材の森林資源を木造住宅の柱や梁などの構造材、また壁板や天井板などの内装材に積極的に使い、活用する。家具や紙、玩具、割り箸などにも活用する。
そして、森林を伐採した山は苗木を植林して若い木にたっぷりと二酸化炭素を吸収してもらう。
これらの持続的、また循環を繰り返すことによって森林の保護、地球温暖化防止につながるのです。 |