近藤工芸
チルチンびと

近藤工芸の建てる家はオール国産材13科学物質計測済みの「チルチンびと仕様」の家の基準認定をうけています


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こだわりの自然素材
 日本人の生活には切っても切れない

 せっかく日本人に生まれてきたのですから、日本の伝統である畳を楽しみましょう。

 またイグサの香を楽しみその感触を楽しみましょう。

畳は燃えづらい、保温効果など様々な効果がありますが、私たちの体に直接作用する効果はあるのでしょうか。まず第一に、畳は二酸化炭素を吸収するために部屋の中の空気をきれいにしてくれます。イグサの匂いは心も体もリラックスさせてくれるアロマテラピー効果も期待できますね。畳にはある程度の吸放湿する能力があり、一畳で500ccもの水分を吸い取ることができ、そのうえ乾燥してくると畳からその水分を放湿する働きをします。エアコンのような働きですね。まさに住み良い室内の環境を作ってくれるというわけです。

近年の和畳の芯にはダニの発生を防ぐものや断熱性を高める素材が使われていますので、防虫対策になっているものや断熱性にすぐれたものが多くなっています。フローリングと違ってクッション性もあり、畳の弾力性は足の裏の刺激になって私たちの体にもとてもいいものです。なによりも吸音効果もありますので心が静まる落ち着いたイメージがあり、心身ともによいことづくめです。

 
 美しさと強さを兼ね備えた和紙

自然素材は古くなって汚れたとしても、ビニールクロスのようにみずぼらしくならないのよね。

むしろ、風格や味わいが出てくる。それは生きているものと死んでいるのものの違いかもしれない。みんな規格化されたもに囲まれて、疲れているんじゃないかしら

「和紙は価格がオープンで変動がほとんどないでしょう。そこもいい。自分の家はショールームというか、実験のつもりでつくりましたね。10年経ったらどうなるだろうと。日光は寒いからね。つまり和紙は保温性も高いんだよ。」と菊池さんは言う。そして今年はまさにその10年目に当たる。驚いた事に、この10年間で張り替えたのは陽に焼けた南側の障子だけだという。また壁の掃除はほこりが目立った時に掃除機のブラシをすーっと滑らすだけと、メンテナンスはいたって楽なものだとか。

和紙を内装に使うというのは、非現実的な思い付きではない。左官が見直される今なら、美しさと強さを兼ね備えた和紙がもっと注目されてもいいのではないだろうか。10年経った和紙の家は、そんな可能性を優しい表情で示してくれている。

 

今回ご紹介するのはチルチンびと27号の122ページに紹介されています。

 
 カーテンよりずっと暖かい障子

 紙一枚で採光と断熱に効果を発揮縦横に組まれた木の桟に、白い和紙を1枚張っただけの繊細な建具。頼りない印象さえ感じさせる障子ですが、そこには数々の優れた機能が隠されています。

和紙は天然素材で作られた、極めて粗い繊維層です。パルプよりもずっと長い繊維を持つため繊維同士の結びつきも強く、それだけ紙自体も丈夫。繊維が絡み合った間には無数の隙間があり、その隙間には空気が入っています。そのたくさんの気孔こそが、障子の数々の機能を作る役割を担っているのです。

まず、日光が和紙を通過する時、直進してきた光が拡散されるのは、気孔がレンズのような働きをするため。また、障子の断熱性が高いのも、和紙の持つ多くの気孔が熱を伝えにくくしているからです。しかも、その気候は湿度に合わせて湿気を蓄えたり放出したりを繰り返し、部屋の湿度変化を抑えるのにも一役かっています。

障子は、そのシンプルなデザインから日本的な空間を作るという意匠的なことだけで見られがちですが、夏と冬の気温差が大きく、湿度の高い日本の気候に実に適した建具といえます。

 

今回ご紹介するのはチルチンびと4号の58ページに掲載されています。

 
 地域によって異なる土の色

 ← 粘土質の土と藁スサと砂を混ぜ三ヶ月ほど寝かせた荒壁用の土。

 

 愛媛県今治

 地方で採取

 した土。

日本の壁の原点は、「土」にあります。土壁は、古くから無垢の木や畳、障子や襖などと同じように日本の住まいづくりには欠かせない素材でした。土は湿度が高ければ湿気を吸い、乾燥時には吐き出す、調湿性を備えています。また蓄熱性もあるので、室温を一定に保つ役割も果たしてくれるすぐれた素材です。

かつてはそれぞれの地で採った土を壁塗りに使っていたので、おのずと地域の地域の色が生み出され集落や街並み独特の色がありました。しかし現代では原土採掘場で近代的な重機を使って掘り出した大量の粘土を、製土場で切り藁などとブレンドして製品化した既調合の土を使うのが一般的になっているため、地域性が失われたといわれています。

 

今回ご紹介するのはチルチンびと別冊8号の110ページに掲載されています。

 
 鏝(こて)と仕上げのいろいろ

 

 大工用具の用途が

「切る」「削る」「穴を掘る」と分

かれているのに対し、

 左官の鏝は

「塗る」のみと、シンプル。

しかしながら、一つひとつが個性的な顔立ちです。

 

 鏝の語源は「小手」といわれ、左官職人にとってもう一つの手ともいえる道具。かつては鍛冶職人のもとに左官職人が通い、形や焼入れの硬さ、重心の位置などに注文をつけながら、使い勝手の良い鏝をつくらせたという。近年はそんな鍛冶職人はめっきり減り、兵庫県三木市が全国最大の鏝生産地となった。ここでは、小沼充さんが愛用する鏝の一部と、それを用いた仕上げの表情を紹介する。鏝の持ち手は自分で油で揚げ、使うほどに手にしっとりなじんでくるよう工夫。「鏝は使って減らせ」といい、たくさんの壁を塗ることが一番の手入れとなるそうだ。師匠である名人・榎本新吉さんから譲られた鏝も多いが、それらは思わずさわってみたくなるやわらかな磨り減り方をしている。

 

今回ご紹介するのはチルチンびと42号の80ページに掲載されています。

 
■ 薪ストーブとCO2

   薪のCO2の排出量

 

 写真チルチンびと46号のP58(写真/野寺治孝さん)

 木には「カーボンニュートラル」といわれる性質があり、薪として使用しても実質的に大気中のCO2を増加させることはありません。なぜなら、薪を燃やすとCO2が発生しますが、このCO2を生み出す炭素は、木が生長する過程で空気中のCO2から光合成によって取り込んだものだからです。燃やした分の木を新たに育てれば、発生させた量のCO2を空気中から取り除き、再び木の中に蓄えることができます。このサイクルが成り立つ限り、暖房などのエネルギーとして木を燃やしても、実質的には空気中のCO2を増やすことにはならないのです。

 またエネルギー源として化石燃料と比較しても、薪には環境面でのメリットがあります。石油や石炭などの化石燃料と薪を比較すると、薪のCO2排出量は非常の少ないうえ、SO2(二酸化硫黄)やNO×(窒素化合物)の排出量も少ないことがわかります。

 
今回ご紹介するのはチルチンびと46号の74ページに掲載されています。
 
 左官の仕事を知る
  左官の仕事は水按配

            

 

   一、 壁

   二、 障子

   三、 柱  

 

 江戸時代の人は、家の部位を

 そう順位づけていたそうです。

 左官の材料の基本は、土と水だ。土はどんな土でもよいわけではなく、粘土分を多く含む土。水を含んで乾くと自らぎゅっと固まる「自硬性」があり、粘土分が多いほどその性質は強いから、収縮も激しく、ひび割れる。古代の人はひび割れを弱めようと、手近にある藁を切って入れて塗りつけた。塗り壁の始まりだ。

 それから塗り壁は多様な技法でもって洗練されてきたわけだが、土と水の駆け引き、「水按配」が要であるのは変わらない。小沼さん(左官職人)が土とスサと砂を配合する割合は、体積で1:1:1。それに初めは少なめに水を加えて練り、ひしゃくですくって落して硬さを判断し、水を加えていく。「なんだか料理みたいですね」と声を掛けると「まったく同じ。配合は、土、鏝、気候、材料を入れる順序によっても変わるしね」そんな答えが返ってきた。

 
今回ご紹介するのはチルチンびと42号の74ページに掲載されています。
 
■  土に還る国産材
 

 

廃棄時に土に還る    

建材を使う

   国産材にこだわり続ける

 

 地球温暖化による環境破壊が注目されています。身近な事から二酸化炭素の排出を減らしていこうという輪が広がるなか、家づくりにおいても環境負荷を低減していくことが求められています。

 まづ取り組まなければならないのが、廃棄物の問題です。住宅を解体して出る廃棄物が最終処分場の約4割を占め、不法投棄の7割を建設廃棄物が占めているといわれています。今後、いわゆる新建材が使われている住宅が老朽化し解体が増えると、その量はさらに増えることが予想されます。また「土に還る」といわれている木材も、科学的な防腐、防蟻処理がされていれば、廃棄の際に土壌汚染や大気汚染を引き起こすことが指摘されます。

 こうした問題に対応するため、「チルチンびと使用の家」ではトレース可能な国産材を使って、永く住み続けられる家を建てています。また合板不使用はもちろんのこと、廃棄が困難なグラスウールに代わる断熱材の使用など、できることから着実に取り組みはじめています。

 
今回ご紹介するのはチルチンびと43号の28ページに掲載されています。
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